重陽



平成十九年の旧暦九月九日は十月十九日です

江戸時代重陽の節句は明治政府に廃止される迄
幕府において大名諸侯の登城する公式な行事とされていました。
宮中における重陽の節日は古くは日本書紀、天武天皇の時代に
その姿を覗う事ができますが、時代と共に
その様式も変わっていったようです。

弁内侍日記(成立・・寛元四年
1246年〜建長四年1252年)にも
後宮で重陽の行事が楽しまれている様子が記されています。

「九月八日、中宮の御方より菊の着せ綿まゐりたるが
ことに美しきを朝餉の御壷の菊に着せて
夜の間の露もいかがと覚え侍りしに
九日の朝、まことに咲きたるやうに見え渡されて面白く侍りしかば
弁内侍、九重や今日九日の菊なれば心のままに咲かせてぞみる」

「九月八日、万里小路大納言、広御所に
夜番に宿を通して候ひ給ひしに、菊につけて
少将内侍、菊の上に置きゐる露もあるものを
誰いたづらに寝て明かすらん」
返事、大納言、
「九重の雲の上臥袖冴えてまどろむほど時の間もなし
雲の上臥、いとやさしくて、弁内侍、
まどろまぬほどをきくにぞ思ひ知る露を片敷く雲の上人」


この度は島田に菊紋様の振袖の衣装人形を御目にかけます。
島田に菊紋様振袖の衣装人形
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  (平成十九年度)



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