七夕


平成二十二年の旧暦の七月七日は八月十六日です

七夕、乞巧奠は織女の雲錦の天衣を織る優れた技術から
様々な技芸上達を願う行事に発展して来ました
七夕の七の数字に因んで
七百首の詩歌 七調子の管弦 
七十韻の連歌 連句 七献の酒などや
七つの盥に鏡を入れ水を注ぎ星を写し見る七箇の池の見立
七遊とする歌、鞠、碁、花、貝覆、楊弓、香などの
遊びが好まれていたようです

特に牽牛、織女の年に一度の逢瀬の物語が
詩や和歌の題材にとられ名作が生まれています

楊貴妃の死半世紀後につくられた
李白の長編叙事詩「長恨歌」にも
最後の章に七夕が使われています

臨別殷勤重寄詞 別れに臨んで慇懃重ねて詞を寄す
詞中有誓兩心知 詞中に誓いあり 両心知る
七月七日長生殿 七月七日 長生殿
夜半無人私語時 夜半人なく 私語の時
在天願作比翼鳥 天に在っては 願わくば比翼の鳥となり
在地願爲連理枝 地に在っては 願わくば連理の枝とならん
天長地久有時盡 天長く地久しきも 時ありて尽く
此恨綿綿無絶期 この恨み めんめんとして絶ゆる期無からん


                    
能「楊貴妃」はこの李白の「長恨歌」を下敷きにしています

「さるにても。思ひ出づれば怨みあるその文月の七日乃夜。
君と交はせし睦言の比翼連理乃言の葉もかれがれになる私語の。
笹の一夜乃契りだに。名残は思ふ習ひなるに。
ましてや年月馴れて程経る世の中に。
さらぬ別れのなかりせば。
千代も人にハ添ひてましよしそれとても免れ得ぬ。
會者定離ぞと聞く時ハ。逢ふこそ別れなりけれ」

人形は管弦の遊びに興ずる様子をお目にかけます


管弦楽人六人



▲節句 人日  ▲節句 上巳  ▲節句 端午  ▲節句 重陽


(平成二十二年度)


HOME


お知らせ丸平大木人形店商標の歴史丸平の人形展示お問合せ

inserted by FC2 system